「ぼく勉」考察記事.各ヒロインの『童話との比喩』を真剣に考察してみました。

さてと。
久しぶりの考察(妄想)記事となります。

えっと…どこから始めよう(笑)。

理珠・文乃・うるかの比喩が強調される問61以降

『童話との比喩』に関しては実は問64の感想記事でも少し触れたのですが、順序を追ってもっときちんと今回説明します。

まずは問61、人気投票結果発表のカラー表紙に注目ください。

61カラー.PNG

これ、よく見ると各ヒロインの水着、自分の童話モチーフ(を想像させるもの)になっているんですね。

これが一番顕著に出ているのが理珠だと思います。ツバメとチューリップの絵ですね。
ここで親指姫のあらすじをウィキペディア様より抜粋させていただきますと:

---
親指姫は、チューリップの花から生まれた親指ほどの大きさしかない小さい少女である。秋になり、親指姫はノネズミのお婆さんの許に居候する。しかし、隣の家の金持ちのモグラに結婚を強要される。しかしモグラの家にいた瀕死のツバメを介抱し、結婚式の日に親指姫はツバメと共に、花の国へ行く。そこで親指姫は、花の国の王子様と結婚する。
---

理珠の水着に単なる偶然としてチューリップとツバメの絵を描いたとはちょっと思えないです。
これは、筒井先生が意識してヒロインの水着に童話のモチーフを描き込んだ、と考えた方が自然だと思います。

つまり、筒井先生は各ヒロインに紐づけた童話を多少なりとは意識しているのでは、と考えていいと思った次第です。

そして、この考えを決定づけたのが実は次の問62、通称『紗和子回』です。
(はい、ここで紗和子ちゃん最高!超絶可愛い!聖母紗和子様!!と叫びたい衝動を必死に抑え込む洋菓子)

この問62を読み返していただくと、紗和子ちゃん最高…コホン。
紗和子ちゃんにとって理珠は恩人であったわけです。幼い頃、理珠に救われたわけですね。


恩人.PNG


そして逆に、現在ではその紗和子ちゃんに、今度は理珠が救われています。


救われる.PNG


この紗和子ちゃんの役割…完全に親指姫のストーリーの中でのツバメと合致すると思うんですよ。
親指姫が自ら救ったツバメに、後に自分が救われる…そう、幼き日々に理珠に救われた紗和子ちゃんが、今理珠を救うことができたように。

この問61から62の繋がりは単なる偶然かもしれません。
でも、やっぱり問61にツバメの絵を描いておいて、次の問62でそのツバメのストーリーを描く…そんなロマンを信じたくなるじゃないですか!

こう考えると、やはりヒロインそれぞれの童話の比喩はそれなりの意味を秘めてるのかな?とか妄想したくなるわけです。


通称.png


そんな中、問64からまだ記憶に新しい文化祭編がスタートしました。
6話に及ぶぼく勉初の長編となったわけですが、ここでも童話との比喩が一つ大きく取り上げられたわけです。
言うまでもなく、文乃の(強制的に)演じた(演じさせられた)眠り姫(眠れる森の美女)ですね。

ここでまたウィキペディア様から引用させていただくと(大分省略します):

---
王女は順調に育っていくが、15歳になった時、(中略)王女は深い眠りに落ちる。城の周囲の茨だけが急速に繁茂し、やがて城には誰も入れなくなった。中には侵入を試みた者もいたが、鉄条網のように絡み合った茨に阻まれ、全員が茨に絡まって動けなくなり落命した。そして、長い年月が過ぎたある日、城にかかっていた100年の呪いが解けて、茨はひとりでに道を開け、王子は無事に城の中に入り、眠っている王女を見付けてキスをする。王女は目を覚まして王子を見そめ、王女と王子はその場ですぐに結婚して幸せに暮らした。
---

そうなんですよ、鹿島・猪森・蝶野率いる眠り姫を守る通称「いばらの会」
文化祭での演劇の中でも、まさにいばらの会が侵入を阻む流れがありました。


いばらfight.PNG


ここでもやはり童話との比喩が成り立ってるなぁ…と感じたわけです。
さらに言うならば、文乃の「いつまでもお待ちしております…」も、まだ100年の呪いが解けていないことを示しているのかもしれません。


さて、最後にうるかに関してましてはヒントは問26と一緒に掲載された番外編、中学時代のうるかと成幸の出会いです。
このエピソードのきっかけは、溺れている成幸を助けるところから始まっています。
また、うるか初登場の問4でも、溺れる成幸をうるかが助ける流れから教育係の話へと発展します。


溺れる.PNG


そして、人魚姫もやはりそのような感じで、王子様を海中から助ける始まりなんですね。

ウィキペディア様より抜粋(あらすじ全部は長いので、とりあえず冒頭のみ):

---
人魚姫は15歳の誕生日に昇った海の上で船の上にいる美しい人間の王子を目にして恋心を抱くが、その夜の嵐で彼の船は難破し王子は意識を失って海に放り出される。人魚姫は文字通りすぐそばに来た彼が水中にいると死んでしまうことに気が付き、一晩中海面に持ち上げ続けたが日が出ても彼が意識を取り戻さないので温かい浜辺の方がよいだろうと考え岸辺において自分は離れて様子を見ていたところ、近くの修道院から出てきた女性が王子に気が付き連れて行ったのでそのまま人魚姫は海の底に戻っていった。
---

またもう一つ人魚姫のストーリーで興味深いことが、最初から王子様に恋心を抱いていてそのことを中心に物語が描かれていることです。
これは王子様が終盤にしか出てこない親指姫や眠り姫とは明確に違います。

そしてやはり「ぼく勉」でも、最初から成幸に恋をしていてそれを軸にしているヒロインはうるかのみなんですね。
理珠と文乃の場合は最初の成幸とのつながりは勉強であり、そこからストーリーが発展しております。

もう一つ、ちょっとこれはこじつけ感があることを認めますが、問63は泳げない成幸をうるかが助けるというお話しであり、人魚姫が海に放り出された王子を助けるストーリーと似せていると考えれなくもありません。

ただ、この仮説を使うと、問61からキレイに『ヒロインの童話との比喩』でストーリーが構成されていることが分かります:

問61:ヒロイン全員の童話比喩水着
問62:理珠=親指姫のエピソード(紗和子ちゃん=ツバメ)
問63:うるか=人魚姫のエピソード(泳げない成幸(王子)を助けるうるか)
問64:文乃=眠り姫のエピソードの始まり(キスで目覚める姫、侵入を防ぐ茨)


全ては私の妄想の域を超えません。
でもいかがでしょう、『童話との比喩』がなくはないかも…ぐらいには思えないでしょうか?


じゃあ、あしゅみぃ先輩と真冬先生は?

この二人の場合、まず注目したいことは「○○姫」との比喩がないことです。
この時点で、やはりメインヒロイン3人とは少し別の位置づけ、平たく言うならば「メインヒロイン5人の中でのサブ」な位置づけなのかなと考えます。

しかも、そもそもどの童話との比喩かがはっきりしていない部分があります。

真冬先生の場合の通り名こちらですね…


怠慢.PNG


怠 慢

…って違う!

まぁ我々読者サイドからするとこの初登場シーンのインパクトが強く、しかもオフ時の生活力の低さからして完全に「怠慢」の通り名となってしまっている桐須先生ですが、学校では全くそのようなイメージではないわけですね。

ぼく勉の世界では、真冬は(成幸を除き)「冷たい」イメージなわけで。

そんな真冬の通り名ですが、あまりどーん!って紹介はないですが生徒間では「氷の女王」の模様。
例えば「愛してるゲーム」の中でもそう呼ばれていましたし、文化祭の中でもそう呼ばれていましたね


氷の女王.PNG


さて、「氷の女王」というとみなさんは何を連想しますでしょうか。
私はエルサです。大ヒットしたディズニー作品、「アナと雪の女王(アナ雪)」の中に出てくる雪の女王、エルサです。

私の知る限り、氷の女王という童話はなく一番近いものが「雪の女王」になるかと考えます。
問61の水着も、絵は雪の結晶なのかなぁと思います。そしてアナ雪の物語はこの童話「雪の女王」をベースにしています(大分オリジナルとは違いますが)。

この流れで真冬はエルサの比喩なのではと考えると、これまたフィット感がなかなかいいんですよ。
なんなら、これから筒井先生が描くであろう真冬の過去編もアナ雪をベースに考察や妄想できるのですが、それはそれでまた長くなるしこの記事の目的ではないので割愛します。もしかしたら、要望があればまた別記事で書くかも…メイビー。

話を戻しますと、エルサには仲がいい妹アナがいますが、複雑な過去もあり(すごい端折り方!)ケンカしてしまいエルサは城を出て行ってしまいます。
エルサは一人、ノースマウンテンにて氷の宮殿を作ってその中で独り閉じこもって生きることを決意します。
そんな姉を連れ戻すべく、アナは冒険に出て様々な困難を乗り越え、無事にエルサも戻って来てめでたしめでたしなお話しです。

このストーリー、真冬と美春に似ていると思います。
エルサが城を出て行ってしまい独りで生きようとする姿、過去を「戒め」として独り暮らしをしている真冬と被ります。
そしてさりげないところですが、アナ雪では最後のシーンでエルサを含め全員でスケートを楽しむんですね…真冬がフィギュアスケートの天才で、最終的にはこの真冬も過去の呪縛から解かれ笑顔で滑れるようになる、という暗示に感じるわけで。

さて、そんなエルサですが今回注目したいことは恋愛的な描写はエルサにはないところです。
アナ雪の主人公はアナであり、その姉であるエルサとの姉妹愛の物語、それとアナとクリストフとの間の恋愛ストーリーが軸となってます。

このことからも、やはり真冬は恋愛的にはメインヒロインではない…少なくとも理珠・文乃・うるかと同列ではないのかな、と思わされます。

※なお余談として、桐須真冬というネーミングが童話「アリとキリギリス」からという考え方もあります(ていうか過去記事で私自身が書いてます)。
※この場合はそれこそアリが真冬に怠慢だったため冬を越せなかった…という考察ができますが、今回は通り名での考察とします。


では最後にあしゅみぃ先輩ですが、こちらの通り名は明確ですね。
小妖精(ピクシー)です。問61のカラー水着にも、妖精の羽らしき絵があります。


ピクシー.PNG


ただこの小妖精の場合、それがどの童話との比喩なのかが他の四人に比べて明確ではないところが悩みの種ですね…

でもまぁここであまり悩んでも仕方ないので、「小さな妖精」で思いつくキャラが誰か、その直感で行きましょう。
私の場合、ティンカーベルです。ピーターパンに出てくる、ディズニーのマスコット的なキャラでもあるティンカーベルのイメージです。

ティンカーベルの場合は特に、いたずら好きな妖精としてのイメージもあり、またピーターに恋心を抱いているような感じではあるがそこは素直ではない…こんな感じがあしゅみぃ先輩にフィットします。
ネバーランドでは案内役であることも先輩感がありますし、実際にティンカーベルは英語でFairy(妖精)ともPixieとも呼ばれています(不安定)。少なくとも住処はPixie Hollowであり、飛ぶために振りまく粉はPixie dustなので、やはりあしゅみぃ先輩の比喩はティンカーベルと仮説立ててもいいかと考えます。


そして何よりも、やはり文化祭編であしゅみぃ先輩のピクシー比喩が強調されています。
ギターの「Live a pixie style」ですね。


pixie style.PNG


この「Live a pixie style」がこれまたとても興味深いんですね…直訳すると「ピクシースタイルで生きる」。
これはメタファー的に、ティンカーベルのスタイルを生きよ、という風に解釈できるわけですね。

ピーターパンの物語はディズニー他から色々なリメイクがされていて、中々ティンカーベルの最終的な結末をピンポイントするのが難しいのですが…
ただいずれにせよ、基本的にピーターは「大人にならない」設定のため、恋愛的な要素は誰に対しても薄く、それに一番近いものはウェンディでありティンカーベルではないというのが私の認識です。
もっと言うならば、オリジナルの小説では1年後、ピーターはティンカーベルの存在そのものを忘れてますし…


このように考えていくと、やはりあしゅみぃ先輩も先の真冬先生と同じでメインヒロインの中でも理珠・文乃・うるかよりは半歩下がった位置なのかな、と考えます。

以上が私の考えるヒロインズ5人の童話との比喩の根拠、そしてその中での姫扱いである理珠・文乃・うるか、そして少し後ろに位置する真冬とあすみの考察となります。


で、じゃあ最終的に誰エンドなわけ?


結論から言うと、分かりません(笑)。

いやまぁここで強調しておきたいのは、私としては「こうでなくてはおかしい」みたいなことを言うつもりはこれっぽっちもありません。
ここまで書いてきた考察(妄想)も全く持って外れてるかもしれませんし、万が一あたっていたとしてもだからと言ってエンディングまで童話に沿って書く必要は全くなく、そこは筒井先生の100億%自由なわけです。

要するに、某ジャンプ最長ラブコメがなってしまったみたいな、それぞれの推しグループ同士の醜い争いになってほしくないのです。
ここまでの筒井先生のヒロインマネージメントを見る限りおそらくこれは杞憂で終わると思っていますが。
誰エンドであっても読者が納得できるストーリーを創り上げているように私は感じますし、実際誰エンドであっても私は納得します。

…え?紗和子ちゃんエンド!?
そそそそそ、それはさすがに…えぇーーーっ!?

いやいやいや、そもそも紗和子ちゃんは自分より親友の幸せを優先する聖母のような娘です、成幸が理珠とくっついてその子供を週一ぐらいで預かって家族ぐるみのお付き合いができればもうそれで十分幸せ…

おっと!
せっかく頑張ってマジメに書いてきたのに、ここで発作が出てしまったようだ…

…。
……。

まぁ前置きが長くなってしまいましたが、この前置きを踏まえて、ちょっと今後の展開を妄想してみたいと思います。

ここで3人のお姫様のエンディングをおさらいしますと:

親指姫はツバメと共に花の国へ行き、花の国の王子様と結婚する。
眠り姫は目を覚まして王子を見そめ、その場ですぐに結婚して幸せに暮らした。
人魚姫は結局は王子の愛を得られずに、海に身を投げ泡になってしまった。

…。

う、うるか~!!( ;∀;)


各童話のエンディングをそのまま当てはめるのであれば、王子=成幸と仮定して眠り姫である文乃がめでたく大勝利!となります。

親指姫の場合は、紗和子ちゃん(ツバメ)と共に進学(花の国)しそこで新たな王子を見つけゴールインと考えることができます(紗和子ちゃん大勝利!!!)


…ただね。

例えば親指姫の場合、これってモグラからの求婚を断って花の国に逃げるような形なわけで…これってつまり、成幸が理珠のことを好きになるんだけどこれを理珠が拒み逃げることになるのか?とかね。

あるいはこのモグラは大森くんとかもしくは名もないモブとかであって、そこから逃げて花の国の王子は実は成幸だった!とかね。

まぁ色々な解釈ができるわけです。


うるかに関しては、人魚姫の童話からハッピーエンドを想定するのはちょっと厳しいかなという気はしますが、
これは以前パパイヤドラゴンさんからコメントいただいた内容になりますが「成幸に告白することができ、口が利けないという人魚姫の運命に打ち勝つ」ような考え方もできるわけです。

あるいはそもそも今勉強している理由が「成幸に振り向いてもらうため」という不純な理由なため、泡となる=推薦に失敗するという暗示なのではないかとの意見もいただきました。


それとここでは詳しくは書きませんが、私は初期の段階からうるかエンドを想定しているわけで、その根拠はこの『童話説』とは何も関係ないわけで。
その根拠は簡潔に言いますとそれぞれの夢(最終ゴール)を考えますと「アナログゲームで勝てるようになる」「お母さんの星を探し出す」「成幸に振り向いてもらう」であって、大学受験に成功したその延長線上に理珠と文乃の夢はありますが、うるかだけは大学に関係なく成幸のみがゴールとなっており、3人とも夢を叶えるためにはうるかエンドがいいなと思ってるからです。

でもこの『童話説』ですと、それこそこのうるかの想いは届かず泡となってしまうわけで…


今回の考察は以上となります。
いかがでしたでしょうか?

最後に、誰エンドとなったとしても、この『童話説』があたっていようがいまいが、真実が一つ。

ヒロインたちが成幸のような教育係がいて幸せなように、我々もぼく勉を描いてくれる筒井先生がいて幸せなり…!


幸せ者.PNG


やはり紗和子ちゃんこそ正義。

※当ブログは紗和子ちゃん推しです。



この記事へのコメント

  • ガリオレ探索隊隊長

    記事拝見させていただきました。
    良くもまぁこれだけ色々考えられるなと、洋菓子さんの豊かな想像力が羨ましく思います。
    いやもうほんと「うるかちゃん可愛いなぁグエヘヘ」とかキモい顔しながらキモいこと言って読んでる頭スッカスカの自分とは大違いですよ。
    さてそんなどうでもいいことは置いといて考察について触れさせていただきますとおっしゃる通りある程度モチーフの童話に添ってヒロインのエピソードが作られてるのは間違いないのではと思います。
    とすると洋菓子さんが記事で触れられた通り自分の推しヒロインであるうるかちゃんは最終的には泡になって消えてしまう訳です、さらに言えば後発ヒロインであることや最初から成くんのことが好きだったりと彼女はある種一番美しくフラれる、失恋栄えするキャラなのも確かなわけで。
    しかし、しかしです。筒井先生は過去の作品でも才能や努力をテーマとしてかかれている作品が多く書かれている方ですそんな筒井先生が恋の為に頑張るうるかの努力を無下に扱うでしょうか?
    形はどうであれ彼女の努力は報われる、とすれば童話の人魚姫の様に人知れず泡になって消えるなんて悲しいことはないはず、とすれば導き出される答えは一つ。
    やったねうるかちゃん大勝利! ( ≧∀≦)
    ……えー感想や考察と言うよりただただ自分の願望をつらつら書いただけになってしまいましたが以上になります。
    長文、駄文失礼いたしました。
    2018年07月12日 17:23
  • ほろろ

    考察お疲れ様です。
    わかりやすく纏まっているので楽しく読めました‼
    リズの水着は何で鳥?と疑問だらけの部分でしたから、言われてやっと納得しました。改めて描写されたからにはなにやら意味がありそうですね。

    少年ジャンプはスタートダッシュが肝心なので、恐らく連載当初は童話の印象からキャラクターイメージを分かりやすくかつ可愛らしい方向に誘導するという狙いのが強かったと思うのです。
    ですが洋菓子さんの考察にあるように最近は童話のストーリーも意識したかのようなエピソードが多いので、恋の行く末を童話のお話に絡ませる事で物語をうまく畳むつもりである可能性は十分あると思います。

    その場合はリズと文乃は場合は童話そのままでいいですし、うるかの場合には本来無謀だったはずの受験を成功させる=モチーフの童話でできなかったはずの事を克服する。という風にリンクさせるだけで人魚姫が報われても綺麗なお話になります。
    3人のうち誰でも問題は無いつくりなのですが、個人的にはやっぱりうるかだと嬉しいですね。

    ですがまぁ、結ばれるヒロインや展開が予想と外れてもそれもまた醍醐味という精神で楽しみたいですね。
    ヒロイン派閥で争うよりも各ヒロインの魅力を語った方が多分楽しい時間になることでしょうし。
    ヒロイン全員魅力的な素敵なラブコメを作ってくれた筒井先生には感謝です!
    2018年07月12日 23:17
  • 洋菓子


    >ガリオレ探索隊隊長さん

    コメントありがとうございます!

    いやぁ、私も基本的には「紗和子ちゃん可愛いなぁ、でへへ」となってるだけなんで同じようなもんですよ!

    さて、童話との比喩に同感いただきありがとうございます!

    うるかはそうですね…おっしゃる通り「失恋栄え」するキャラな部分はあると思います。特に気になってしまうのは自分からその気持ちを一回ハッキリと成幸に対して否定してしまってますからね。自分がそのように勇気を出さずにいる間に他の女の子に成幸をアタックされても、結局はさっさと告白しなかった自分が悪いわけで…口が利けない人魚姫と告白できないうるか、被る部分があるようにも感じますね。

    人魚姫についてはもう少しエンディングについて言及しますと、風の精霊となり王子とそのお妃さま(恋敵)のことを祝福した後、また新たな人生を歩むらしいのですが…うーむ、これだと某ラブコメのO野寺さんのエンディングと被る…!?

    ま、まぁ私もうるかエンドかぁと思っているのは記事にも書いた通りですので、あとは筒井先生の描くストーリーを楽しむしかないですね…!
    2018年07月13日 20:08
  • 洋菓子


    >ほろろさん

    コメントありがとうございます!
    そう言っていただけると嬉しいです。あの鳥は紗和子ちゃんですので超超超重要な部分ですよ!(笑)

    そうですね、確かに初期の頃はそこまでの意味を持たせたわけではなく、分かりやすい印象付けが目的だったのかもしれませんね。今となっては軌道に乗ってますので、じゃあもうちょっと踏み込んでみようかというような流れなのかもしれないですね。

    そんな中、うるかは見事運命を跳ね返して受験に成功!はおっしゃる通りキレイですね。理珠と文乃と違って得意教科が一つもないので、受験成功そのものがすごく大きな成果となりますしね。

    最終的に誰とゴールインするかはもちろん気になりますが、あまりそこに執着しすぎずに楽しみたいですね。おっしゃる通り各ヒロインにはそれぞれの魅力がある…それを毎週楽しみにさせてくれる筒井先生、ありがとう!
    2018年07月13日 20:36
  • パパイヤドラゴン

    私のコメントも拾っていただいてありがとうございます。
    改めてまとめると本作の童話とのメタファー性の強さがよくわかりますね。成幸が泳げないこととか、細かな部分にもメタファーが込められていて驚きです。とても面白い考察でした。

    以前のコメントにも同じようなことを書きましたが、武元の場合『人魚姫』のストーリーをなぞると「武元は告白できないまま失恋し、成幸は武元の気持ちを知ることもない」という終わり方になってあまりに救いがなく、作品自体の評価にも影響しかねないので、最低でも告白はするだろうと思ってます。特に『人魚姫』の王子と違って成幸はかつて自分を支えて救ってくれたのが武元であることを知っているので、武元が人魚姫の運命を打ち破る見込みは十分にあるでしょう。その結果「童話の運命から解放される」というラインが他のヒロインにも生まれるかと。『親指姫』と『眠り姫』に関しては、ほろろさんも言っているように「童話通りにハッピーエンドを迎えることで解放される」という形でも問題ないですが。

    桐須先生については、私は『アナと雪の女王』を観たことがないので洋菓子さんの考察を「なるほど」と頷きながら読むしかないのですが一点だけ、成幸の役割がはっきりしないことが気になりますね。今後の桐須先生のエピソードで明らかになるでしょうか。

    小美浪先輩の「ピクシー」が『ピーターパン』のティンカーベルを表しているとは思い付きませんでした。そういえば前にもtwitterでその話をしてましたね。
    私は『ピーターパン』は昔にディズニー版を観ただけなので勘違いもあるかもしれませんが、ともあれネットでざっと調べた情報を基に妄想を膨らませてみました。

    小美浪先輩は確かにキャラクター的にはいたずら妖精のティンカーベルですが、物語とのメタファーで考えると「高校」という子供たちの永遠の国に暮らす成幸は「ネバーランド」に住むピーターパンであり、浪人して成幸と出会った小美浪先輩は大人になれずにネバーランドに迷い込んだウェンディの方だと言えます。あだ名はモチーフの「キャラクター」ではなく「童話」を表しているという解釈ですね。「Live a pixie style」も小美浪先輩がティンカーベルではないからこそ、だと考えられます。
    子供に夢を諦めさせ現実を見るよう説く先輩の父親はウェンディの父親ジョージ・ダーリングであり、ピーターパンを慕う緒方・古橋・武元はさしずめロストボーイ、桐須先生はフック船長・・・と見せかけて実はティンカーベルです。ネバーランドに住む、ピーターパンにべったり、トラブル体質のワガママドジっ子フェアリーですね。ピーターパンと仲良くするウェンディに嫉妬したりもしますが、なんだかんだウェンディに夢を見る力をくれたのはティンカーベルでした。となると小美浪先輩の「Live a pixie style」はからかっているのか真面目な意味なのか、正に「Live a pixie style」です。

    小美浪先輩とロストボーイはやがては「ネバーランド」を去って現実の世界に戻りながらも、それぞれの夢を叶えることで童話の運命を超えていくのでしょう。
    元ネタではピーターパンはティンカーベルと一緒にネバーランドに残ることになりますが、小美浪先輩の出会ったピーターパンはいつの日か学校教師としてネバーランドに戻り、再び子供たちの導き手(リーダー)となるのかもしれません。

    考察、記事作成お疲れ様でした。
    これからも記事を楽しみにしています。
    2018年07月14日 01:28
  • 洋菓子

    >パパイヤドラゴンさん

    コメントありがとうございます!

    そうなんですよね、成幸が泳げないことも何気にメタファー的にフィットするんですよね。でも私もさすがにうるかが人魚姫と同じ運命となり、告白もできずに泡となるというエンディングは変えてくると思ってます。おっしゃる通り、お互いに救いあっていることも中学時代のプールで話し合っているので(問43)、この時点ですでに人魚姫の運命に勝っているとも解釈できますね。その先、その恋心を伝えることもできるか否か、それは今後の楽しみですね!

    アナ雪の中での成幸に関しては、そもそも成幸の役割がないことがメタファーなのかもしれません。つまり、エルサ(真冬)の物語には恋人役は必要ないと。辛い過去を背負い込み、自分の殻に閉じこもってしまった…そこが真冬のストーリーなのかと。

    ピーターパンの考察はおぉ…となりました。しかも実はティンカーベルは真冬の比喩だったとは…!思いもつきませんでした。
    まぁ私は各童話のキャラを各ヒロインに紐づけているので、ピーターパンの中にぼく勉のヒロインが全員出てくる…という風には考えませんでした。あしゅみぃ先輩=ウェンディの説もアリだし面白いと思いますが、やはり私としてはあしゅみぃ先輩は小妖精そのもののメタファーと考えるので、やっぱりティンカーベルと考えた方がしっくりきます。
    またこれは後から思ったのですが、大人にならないネバーランド住民のティンカーベルだからこそ、今でも大学生なのに小学生に見えるあしゅみぃ先輩なのかもしれないですね。

    これからもちょこちょこ童話メタファーのヒントが出てくるかもしれないので、それらも楽しみですね!
    2018年07月16日 05:22
  • uta

    ぐはぁ


    うるかちゃんの物語のゴールとしては「成幸と結ばれて恋人になる」が正解だと思っています。

    >>「告白する勇気をもつこと」、つまり告白した時点でゴールとなり、>>成幸と結ばれるかどうかは無関係だと捉えています

    別の記事で見た別の人物のコメントをそっくりそのまま抜粋しましたが
    これって大いに間違っていると思うんですよ
    うるかの「出来ない」ってのが『成幸限定』だからで
    これでうるかがフラれてしまったら今までの努力の意味がなくなり
    うるかちゃんは「出来ないまま、達成できないまま」で物語が
    終わってしまうんです。

    うるかちゃんの物語の中での努力や「出来ない」の克服ってのは
    相手が成幸だから描かれてきたのであって、他の男に向けられてきた物
    ではないんですよ当然。

    ”告白した時点でゴール”
     というのは単純に相手が誰でもいい場合、に使うべき言葉であって
    うるかちゃんの場合は好きな人が決まっており
    作者さん自身がうるかは「成幸」だけを見て努力を重ねていることを
    描いていますのでゴールは「告白しただけ」では終わらないんですよ。

    そもそもの話、うるかは高校に入学する前から成幸が好きです、
    つまりほかのヒロインとはスタートラインが違うわけです、
    それに伴ってゴールも違ってくるわけです。
    男性恐怖症の克服や人の感情を理解すること この二つは成幸を通して成長するのであって成幸がゴールではないと思っています。

    対してうるかちゃんはゴールが成幸
    成幸の事を想って努力を重ねてきました、相手が成幸以外では物語が成立しないんですよ。
    成幸にフラれたとして、次の相手にコロッと行く?
    そんなわけないんですよ。

    成幸に自分の想いを告白して、それでお仕舞?
    うるかは成幸に選ばれなくて成幸はほかのヒロインと恋人になる
    それでは物語として締まらないし
    何よりうるかの今までの努力が成幸に向けられてきた想いが
    すべて無駄になってしまうと思うのは僕だけでしょうか・・・


    うるかちゃんが他のヒロインとは違う描かれ方をしているのは
    よくわかると思いますが、それがうるかちゃんと文理ヒロイン二人との
    ゴールの違いになってくるのでしょう。

    人魚姫の物語と重ねても、初っ端から成幸がうるかが自分を助けたこと
    を知っていますし、その後もお互いに支えあっていることもぼく勉本編で描かれています。

    なので人魚姫のように悲壮溢れる結末にはならないと思います。

    2018年08月30日 00:10
  • uta もしかしたら遅れてないかもしれない そう思いましたので2回目の投稿です。

    ぐはぁ

    うるかちゃんの物語のゴールとしては「成幸と結ばれて恋人になる」が正解だと思っています。

    >>「告白する勇気をもつこと」、つまり告白した時点でゴールとなり、>>成幸と結ばれるかどうかは無関係だと捉えています

    別の記事で見た別の人物のコメントをそっくりそのまま抜粋しましたが
    これって大いに間違っていると思うんですよ
    うるかの「出来ない」ってのが『成幸限定』だからで
    これでうるかがフラれてしまったら今までの努力の意味がなくなり
    うるかちゃんは「出来ないまま、達成できないまま」で物語が
    終わってしまうんです。

    うるかちゃんの物語の中での努力や「出来ない」の克服ってのは
    相手が成幸だから描かれてきたのであって、他の男に向けられてきた物
    ではないんですよ当然。

    ”告白した時点でゴール”
     というのは単純に相手が誰でもいい場合、に使うべき言葉であって
    うるかちゃんの場合は好きな人が決まっており
    作者さん自身がうるかは「成幸」だけを見て努力を重ねていることを
    描いていますのでゴールは「告白しただけ」では終わらないんですよ。

    そもそもの話、うるかは高校に入学する前から成幸が好きです、
    つまりほかのヒロインとはスタートラインが違うわけです、
    それに伴ってゴールも違ってくるわけです。
    男性恐怖症の克服や人の感情を理解すること この二つは成幸を通して成長するのであって成幸がゴールではないと思っています。

    対してうるかちゃんはゴールが成幸
    成幸の事を想って努力を重ねてきました、相手が成幸以外では物語が成立しないんですよ。
    成幸にフラれたとして、次の相手にコロッと行く?
    そんなわけないんですよ。

    成幸に自分の想いを告白して、それでお仕舞?
    うるかは成幸に選ばれなくて成幸はほかのヒロインと恋人になる
    それでは物語として締まらないし
    何よりうるかの今までの努力が成幸に向けられてきた想いが
    すべて無駄になってしまうと思うのは僕だけでしょうか・・・


    うるかちゃんが他のヒロインとは違う描かれ方をしているのは
    よくわかると思いますが、それがうるかちゃんと文理ヒロイン二人との
    ゴールの違いになってくるのでしょう。

    人魚姫の物語と重ねても、初っ端から成幸がうるかが自分を助けたこと
    を知っていますし、その後もお互いに支えあっていることもぼく勉本編で描かれています。

    なので人魚姫のように悲壮溢れる結末にはならないと思います。
    2018年08月30日 00:17
  • uta

    ごめんなさい、ダブりました。
    時間が少し経ったらちゃんと表示されましたので投稿できていました。
    2018年08月30日 00:19
  • 洋菓子

    >utaさん

    こちらにもコメントありがとうございます!

    まぁ私なりの結論を申し上げますと、ぼく勉の「正解」は筒井先生が描くものが唯一絶対であって、私たちファンは毎週描かれる様々な描写から色々と妄想したり考察したりして楽しむことに意味があるのかな、と考えます。

    ご存知の通り私もうるかの場合はそのゴールは「成幸に自分に一番一生懸命にさせる」ことであり、理珠や文乃は別のゴールがあるのでおそらくはうるかエンドかな、と考えてます。
    とは言いつつも、utaさんの引用されたコメントの考え方もありだと思いますし、特に「英語ができない」が「外人と話す勇気が出せない」→「告白する勇気ができない」という解釈であれば、その告白が成功するか否かは別として告白できたことに意味がある、という解釈は私も十分理解できます。

    また、今はまだ連載中であることも考慮すると、まだこれから色々とイベントが起きると思います。ちょうど今問76で、うるかに勉強軸の強化、オーストラリア留学の話が出ました。これによりうるかのポジションは大きく変わり、今までは「成幸に振り向いてもらうため」だけだった勉強目的が大きく進化し、自分の「才能ある者のトッケンである舞台に、思いっきりやれることをやる」という明確な目標が足されました。また平行線であるはずの真冬と成幸の教育方針が交わりました。

    なので、現段階では筒井先生が描くストーリーを楽しんで、こういう展開かな?こういう伏線かな?等を楽しみながら読むスタイルで行きたいと思ってます。あまり「こうでないとおかしい」という風には考えないようにしてます。

    まぁ、あまり答えになってないですが、上記を踏まえた上で私も最終的にはやはりうるかエンドではないかとは思ってます。

    あ、でも一つだけ揺ぎ無い事実はあります。
    それは紗和子ちゃんこそ正義であることです!!
    2018年09月02日 01:50